概要
京都市内の東側を南北に流れる鴨川は上流では西の賀茂川と東の高野川という2つの川で、京阪電車と叡山電鉄が通る出町柳の付近で合流して鴨川となり、河原町や伏見、宇治などを通って大阪方面に流れて後に淀川になります。一乗寺・修学院エリアはその高野川の東側に広がるエリアで、白川通を通って銀閣寺や京都御所の北側に位置しています。
ちょうど出町柳から北へ伸びる叡山電鉄の沿線に沿った位置取りのため、市バスももちろん通っていますがアクセスは叡山電鉄を使うのが便利です。ちなみに更に叡山電鉄で北へ向かうと宝ヶ池公園や実相院のある岩倉・宝ヶ池エリア、更に更に奥へ進むと鞍馬・貴船エリアや大原・八瀬・比叡山エリアに続いていきます。
このエリアはのどかな田舎道が多く四季折々の花を咲かせる美しい庭園を持つ寺社仏閣が各所に点在しているのが大きな特徴です。
中でも鹿おどしの発案者として知られる石川丈山の隠居場所で四季折々の花々や紅葉が美しい詩仙堂や、江戸時代に作られ桂離宮・仙洞御所と並ぶ美しい宮廷庭園を持つ修学院離宮、そして青蓮院、三千院、三十三間堂を管轄する妙法院、毘沙門堂門跡と並ぶ天台五門跡の一つで秋には紅葉の名所としても知られる曼殊院などが有名です。
主なスポット
- 寺社
- 詩仙堂・圓光寺・八大神社・金福寺・狸谷不動院・曼殊院・鷺森神社・赤山禅院
- その他
- 修学院離宮・一乗寺下り松
- ショッピング
アクセス
- 京都駅から市バス「一乗寺下り松町」まで約50分
- 京阪電車「祇園四条」から「出町柳」で叡山電鉄に乗り換え「一乗寺」または「修学院」下車