概要
京都府最南端に位置し南は奈良県奈良市に接する、人口は約7万人。
奈良時代に恭仁京も置かれた歴史を持ち、古くより木材を中心とした木津川の水運と京都~奈良間の陸路が交わる交通の要地として栄えた地域。
現在は関西文化学術研究都市の一部となっており、ニュータウン開発などにより全国でも有数の人口増加率を誇る。
市名の由来は市の中央を東西に流れる木津川から。
西側(木津町・山城町西部)は木津川に沿って形成された平野部とその縁をなだらかな丘陵が囲む
北側(山城町東部)・南東側(加茂町)は山地
中心はJR木津駅付近で、JR奈良線、学研都市線、関西本線が同駅で合流し西部には近鉄京都線も通過
市を縦断する形で国道24号、横断する形で国道163号が通り木津駅の北あたりで交差合流する
加えて京都市および大阪市から30~40km、奈良市から約8kmに位置するため、各都市のベッドタウンに
山城町(北西部、JR棚倉駅)
田園地帯で筍やお茶が特産
町の西側は木津川沿いの平地で東側は山岳地帯
蟹満寺
加茂町(東部、JR加茂駅)
奈良時代の一時期、恭仁京が置かれていた歴史を持つ
寺社仏閣も多く多数の史跡・文化財がある
山城国分寺跡(恭仁京跡)、海山住寺、浄瑠璃寺、岩船寺、当尾の石仏(当尾磨崖仏文化財環境保全地区)
木津町(南西部、JR木津駅)
名前はかつて木津川の木材陸揚げ港として栄えていたことに由来
古くより木津川の水運と京都~奈良間の陸路が交わる交通の要地として栄える
奈良時代は平城京の外港として木津へと外国の文物も運ばれた
現在でもJR関西本線・奈良線・片町線と近鉄京都線、国道24号・163号などが通り交通の要衝
1889年(明治22年)の町村制の施行により8か村が発足
山城町 合併で3村
上狛
高麗 北河原+神童寺+椿井
棚倉 綺田+平尾
木津町 合併で2村
木津 木津町、木津村、梅谷村、市坂村、鹿背山村
相楽 相楽村と吐師村
加茂町 合併で3村
加茂 里村、高田村、法華寺野村、大野村、観音寺村、美浪村、銭司村、兎並村、北村が合併
当尾 辻村・尻枝村・南下手村・北下手村・森村・高去村・勝風村・大畑村・岩船村・西小村・東小上村・東小下村・北大門村・南大門村
瓶原 例幣村・西村・河原村・岡崎村・井平尾村・奥畑村
1893年(明治26年)、木津村が町制施行して木津町となる(1町7村)
1926年(大正15年)、上狛村が町制施行して上狛町となる(2町6村)
1928年(昭和3年)、加茂村が町制施行して加茂町となる(3町5村)
1951年(昭和26年)、
相楽村が木津町に編入(3町4村)
当尾村・瓶原村が加茂町に編入(3町2村)
1956年(昭和31年)、上狛町・高麗村・棚倉村が合併し山城町が発足(3町)
2007年(平成19年)、相楽郡の木津町・山城町・加茂町の3町が合併し木津川市が発足
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