「近畿楽寿観音三十三ヶ所」とは
「近畿楽寿観音三十三ヶ所(きんきらくじゅかんのんさんじゅうさんかしょ)」とは、「豊かな老後」を約束するため観音信仰を高めることが現代の寺院の務めの一つであるとの考えから、1989年(平成元年)に新たに設立された観音霊場めぐり。
楽寿観音は、すべての悩みを聞いて下さり、豊かな老後を見据えて安楽と健康長寿の御利益をもたらして下さるという。
信仰・健康・観光の「三幸」をテーマとしており、巡拝の道中、美しい海山の景色に心を動かしたり、温泉地での湯治や新鮮な海の幸、山の幸に舌づつみを打つことができるのも特徴の一つ。
札所は京都府・兵庫県および滋賀県に点在していて、このうち京都は11か所あり、そのすべてが北部に集中している。