- 1/1
若水神事(わかみずしんじ)
元旦に汲んだ水を「若水」といい、新年に若水を飲むと邪気を祓うといわれている
水神への感謝の儀が行われる
2:00
- 1/1
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8:00より「歳旦祭」が行われ、新年を祝い皇室の弥栄と国の益々の発展を祈るとともに、氏子崇敬者と地域社会の平和と繁栄を祈願する
「初詣」は例年約1万5千人が訪れ、大晦日より終夜開門される
1/1~1/31まで丹塗りの鏑矢に「水まもり」がのついた破魔矢「水蓬莱(みずほうらい)」の期間限定授与も行われる
- 1/7
若菜神事(わかなしんじ)
五節供の一つである「人日の節供(じんじつのせっく)」は、古代中国においては人の吉凶を占う日で、邪気を祓うため七種の野菜が入った熱い吸い物を食して無病息災を願ったといわれている
日本でも同じ日に「若菜(春の七草)」を神前に供え、それを頂き豊作を祈るという風習があり、この2つが融合して現在の「七草粥」となった
11:00より所要時間は約60分
普段は閉じられている本殿の扉が開かれ、神前には七草粥の「特殊神饌」が供えられるほか、神楽「豊栄の舞」も奉納される
神事後の「直会(なおらい)の儀」では御神前に供えられた七草粥をお下がりとして頂くことができる
先着30名様まで一般参拝者も殿内参拝が可能
初穂料無料で事前に整理券を配布
- 1月最初の辰の日
初辰大祭(はつたつたいさい)
水を司る龍神様を祀っていることから「龍=辰」で辰の日は神社にとっては神縁の深い縁日にあたり、毎月最初の「辰の日」に参拝すれば、神様がより普段より一層守り助けてくれるとの信仰がある
そしてその辰の日の中でも最初の辰の日は「初辰=発達」に通じることから縁起が良く、神社でも「初辰大祭」が執り行われ、日本国の発展と国民の幸福のみならず、ありとあらゆる物事の発達や発展が祈願される
本宮にて11:00より神事の後、恒例の「粕汁無料接待」も行われ、大根、人参、ごぼうなどが入った暖かい粕汁が無料にて振る舞われる(14:00までで無くなり次第終了)
先着30名様まで一般参拝者も殿内参拝が可能
初穂料無料で事前に整理券を配布
- 1/15
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10:00
- 2/3
節分祭(せつぶんさい)
11:00より節分祭を斎行し、「鳴弦神事」「豆撒きの儀」などの神事をが行われる
「鳴弦神事(めいげんしんじ)」は御殿の四方で弓の弦を弾き鳴らす所作を複数回行った後、天に向けて矢を放つもので、弦が弾かれる独特な音で邪気祓いをするという故事に倣ってならったもの
この点宮中の追儺の儀式では「葦の矢・桃の弓」が用いられるが、貴船地域では葦(あし)がとれないため、氏子様より奉納された桃の木の枝を使った木製の矢が用いられる
厄除守入り福豆などの限定授与品の頒布も有料にて行われる
また近年江戸時代から昭和初期にかけて京都の民間で広く行われていた「節分おばけ」を復活させようと、叡山電鉄・貴船旅館組合・京都清華大学の産学共同事業として「節分詣でとおばけ電車」のイベントが企画され、貴船神社の境内を笑いながらパレードする「おばけ参り」が行われたりしている
ちなみに室町時代の御伽草子「貴船の本地(きぶねのほんじ)」には、鬼国の大王の娘・乙姫の生まれ変わりと結ばれた都の中将定平が、それを知って激怒した鬼の大王を鞍馬の毘沙門天鬼のお告げにより豆まきで撃退したという内容の物語があり、鬼国が貴船神社の東側の僧正ケ谷とされることから、貴船を「豆まき発祥の地」とする説もあるという
- 2/11
紀元祭(きげんさい)
神武天皇が即位した建国の日に際して、皇室の繁栄と国の益々の発展を祈る中祭
10:00
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女の子の節句として「桃の節供」とも呼ばれ「ひなまつり」として世間一般に定着している「上巳の節供(じょうしのせっく)」は五節供の一つ
古代中国においてはこの日に川で禊(みそぎ)・祓(はらえ) をして身を浄めるという風習があり、やがて白紙を人の形に似せた形代(かたしろ)に穢(けがれ)を移して川や海に流して災厄を祓う行事となった
そして古くより桃には邪鬼を祓う力があると信じられてきたことから、桃の花でこの日を祝い風習があり、貴船神社の「桃花神事」においても桃の花と辛夷(こぶし)の花を御景物(おけいぶつ)として本殿内陣に納め、神楽舞で巫女が手にもつ採物(とりもの)にも桃と辛夷の花が用いられている
また「桃の花はが鬼の目に似ていることから、酒に桃の花を浮かべて鬼の目を飲む。草餅は、鬼の肉の代わりとしてこれを食べる」という故事にならって草餅が「特殊神饌」として神前に供えられる
11:00神事の後、「直会(なおらい)の儀」では御神前に供えられた草餅をお下がりとして頂くことができる
先着30名様まで一般参拝者も殿内参拝が可能
初穂料無料で事前に整理券を配布
- 3/9
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農作業の始まる時期を前に、一年間の天候の順調、すなわち適度な降雨と五穀豊穣を祈る神事
鴨川の源流に位置する貴船神社は古くより水を司る神として信仰を集め、都の水源の守護神として、また「雨乞の社」としても厚く信仰されてきた
かつて奥宮山中の「雨乞滝」にて行われていた「雨乞いの儀」を今に伝える重要な特殊神事
10:00より本宮の本殿にて神事の後、神前に供えた御神水の入った手桶を持った2名の神職が、互いに水を掛けあいながら御殿の外に移動
神職らが鈴や太鼓を打ち鳴らす中「雨たもれ、雨たもれ! 雲にかかれ、鳴神じゃ!!」と唱えながら、榊の枝を使い御神水を天地に向かって散水する
ちなみに以前儀式の行われていた「雨乞の滝」は現在は低木類が生い茂り、そこへ行く道も閉ざされ禁足地となっている
また雨乞・雨止の祈願の際には生馬(雨乞には黒馬、雨止めには白馬)が献じられたが、これが後に馬の代わりに絵馬を奉納するようになったことから貴船神社は「絵馬発祥の地」とされている
そのことから本宮での「雨乞祭」の神事に引き続き「古絵馬焼納式」も併せて行われ、一年間に奉納された数多くの絵馬が焚き上げられる
- 3/17
祈年祭(きねんさい)
祈年祭は「としごいのまつり」とも読み、皇室の弥栄と国家・国民の一年の安泰を祈願する大祭
五穀豊穣をはじめあらゆる産業の発展、国力の充実が祈願される
11:00
- 3月春分の日
春分祭(しゅんぶんさい)
春分の日は春の彼岸の中日で二十四節気の一つであり、祖先を敬い亡くなった人を偲ぶとともに、今ある命を大切にする日
10:00より「春分祭」が執り行われる
- 4/1
春季御更衣祭(しゅんきごこういさい)
「更衣祭(ごこういさい)」とは、神様にお召し物を着替えていただく神様の衣替えのお祭り
明治維新以前は旧暦の4/1と11/1に行われ、「貴布禰御更祭(きふねごこうさい)」と称し例祭として行われていたという
明治以後の神社制度の大変革により、両祭を合わせて新暦の6/1が例祭日となり「貴船祭」と称して行われるようになったため、春と秋の御更祭は廃絶していたが、2001年(平成13年)4月1日に本来の意義を伝える旧儀に復して復活した
本宮と奥宮の両殿内に新しい神御衣(かんみそ)を奉献するとともに、続けて本殿の御掃除をする「御掃除祭」の神事も行われる
春季御更衣祭では春夏用のものに衣替えされる
10:00より「本宮の儀」、引き続いて「奥宮の儀」
- 4/3
土解祭(とげさい)
「土解」とは、文字どおり凍りついた土が解けることで、種まきの時期が近づいている事を意味する
その年の稲の実りを占い、豊作を祈願する神事
10:00
- 4/29
昭和祭(しょうわさい)
昭和天皇の誕生日に際して、我が国にとって未曾有の大戦を経て我が国を復興、発展に導かれた昭和天皇の大業を称え、皇室の弥栄と国の益々の発展、文化の振興と産業の増進、永遠の平和を祈願する中祭
10:00
- 5/5
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鯉のぼりや武者人形、ちまきなど、男の子の節句として世間一般にはお馴染みの、五節供の一つである「端午(たんご)の節供」は「菖蒲(しょうぶ)の節供」とも呼ばれている
古代中国において旧暦5月は梅雨時で邪気が入りやすく、病気や災厄が多い月と信じられ、薬用効果のある菖蒲や蓬(よもぎ)を屋根や玄関口に飾ったり、蓬団子を粽(ちまき)にして食べることで邪気を祓ったという
檜皮粽(ひわだちまき)と菰粽(こもちまき)が「特殊神饌」として神前に供えられる
神事11:00より本殿にて神事、古くより剣の形に似ていることから邪気を祓う縁起物とされた菖蒲と蓬の採物(さいもの)を持った巫女の舞も奉納される
その後「直会(なおらい)の儀」が行われ、御神前に供えられた粽をお下がりとして頂くことができる
先着30名様まで一般参拝者も殿内参拝が可能
初穂料無料で事前に整理券を配布
- 6/1
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新緑の美しい時期に行われる、貴船神社でもっとも重要かつ最大の祭典
貴船神社の例祭は元々は旧暦の4月1日と11月1日の年2回、神様のお召しになる衣服を献進する「貴布禰御更祭(きぶねごこうさい)」として行われていたもので、平安末期より上賀茂神社の第二摂社として祭礼も上賀茂神社の神職らによって奉仕されていた
明治維新後の神社制度の変革に伴って上賀茂神社より独立、例祭も6月1日と改められ、現在も毎年6月1日に開催される
ちなみに旧暦4月頃は神社付近の山間に虎杖(いたどり)が繁茂し、神職らが摘んでその数を競い合ったことから、「虎杖祭」とも呼ばれていたという
祭りの中心となるのは御分霊を奉安した「神輿渡御(みこしとぎょ)」であり、また奥宮にて奉納される「出雲神楽(いずもかぐら)」も見どころの一つ
本宮にて神事の後、拝殿で舞楽の奉納、その後本宮から奥宮までの御輿巡幸と続き、奥宮に舞台を移した奥宮例祭では神事に続いてこども千度詣り、出雲神楽の奉納、その後本宮に神輿が還御して終了となる
「報告祭・舞楽奉納の儀(ぶがくほうのうのぎ)」(11:00)
本宮での神事、宮司による祝詞奏上の後、樂辰會(がくしんかい)による舞楽奉納(演目は年によって変更)
「神輿発輿祭(みこしはつよさい)」(13:00頃)
御神輿に貴船大神の御分霊を奉安した後、神輿巡行の安全を祈願
「神輿渡御(みこしとぎょ)」(13:30頃)
拝殿より担ぎ出された神輿は、まず春日灯籠の並ぶ本宮南参道の石段を下っていくが、ここが神輿渡御の最初の見せ場となる
石段を降りた神輿はそのままお囃子のトラックに先導され、貴船川沿いの道をまずは下流へ、途中氏子である道沿いの料理旅館や店舗を廻った後、反転して差し上げを行いながら、今度は貴船神社の元々の遷座地である上流の奥宮を目指していく
「奥宮例祭」(15:00頃)
奥宮本殿へと到着の後、まず神事が執り行われる
「こども千度詣り」(15:30頃)
奥宮例祭に引き続いておこなわれる古くからの神事で、子供と一緒に大人も参加できる
子供たちが「おせんどんどん」の声とともに船形石の周囲を回る「千度詣」を行い、手にした忌み串を船形石の窪みに投げ入れて健やかな成長を祈願する
「出雲神楽(いずもかぐら)」(16:00頃)
島根県雲南市に鎮座する貴船神社、島根県安来市に鎮座する貴布禰神社の関係者によって構成される出雲神楽奉納団により奉納される
京都ではあまり見ることのない出雲神楽を目にするまたとない機会で、素戔嗚尊(スサノオノミコト)が火を吹きながら舞う八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治する場面が勇壮かつ迫力ある動きで演じられる
「神輿渡御(みこしとぎょ)」(16:30頃)
御神輿が奥宮を出発して本宮へと戻っていく
「還御祭(かんぎょさい)」(18:00頃)
貴船大神の御分霊を本殿に戻す
- 6/30
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新年より半年の間、生活して行く上で知らず知らずのうちに犯してしまった罪や穢れを祓い清める夏の恒例行事
境内に設置されている「芽の輪」をくぐることで身を清め、家内安全・無事息災を祈願する
15:00より本宮社殿前にて神事
「祓の儀」
大祓詞を宣った後、各々が人形(ひとがた)(形代)に罪穢を移し、切麻(きりぬさ)という祓具を用いて自らを祓う
「茅の輪くぐり神事」
神職の後に続いて、茅の輪を3度くぐる「茅の輪くぐり」が行われる
「大川路の儀」
貴船川の畔に移動して神職・参加者および全国の崇敬者から奉納された人形(形代)数千枚を、大祓詞を唱えながら川に流して祓い浄める
茅の輪くぐりは6/25~6/30
- 7/7
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五節供の一つである「七夕(しちせき)の節供」は「笹の節供」とも呼ばれ、貴船神社では午前10:00より「水まつり」、午後13:00より「七夕神事」が執り行われる
ただし7/7が土日の場合は「七夕神事」を11:00より斎行し、「水まつり」は翌月曜日に開催される
「水まつり」は水の供給を司る貴船の神に対して「水」の恩に感謝し水の恵みを祈るお祭りで、古来の雨乞神事に由来し、現代に即した祭礼として1963年(昭和38年)から始められた
当日は水にちなんだ様々な行事が開催される
「献茶の儀」(10:00頃)
裏千家奉仕により境内に湧き出る御神水を用いた茶が神前に献じられ、神事終了後には「ひろや」を本席・「ふじや」を副席として茶席が有料にて設けられる
茶席は「献茶式」終了後より15:00頃まで
「舞楽奉納の儀」(11:00頃)
祝詞奏上の後、樂辰會(がくしんかい)により奉納され、水の恵みの喜びが歌や舞で表現される(演目は年により異なる)
「式庖丁の儀」(11:15頃)
生間流家元奉仕による
烏帽子・狩衣に直垂・袴姿の料理人が、大きな俎板(まないた)に乗せた魚を、直接手を触れずに庖丁刀と俎箸(まなばし)で切り分け、見事な包丁さばきで料理する「有職料理」
魚の切り方で瑞祥というめでたい形を表現するもので、平安時代から宮中で節会等のおめでたい日に儀式として行われてきたという
- 7/7
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五節供の一つである「七夕(しちせき)の節供」は「笹の節供」とも呼ばれ、貴船神社では午前10:00より「水まつり」、午後13:00より「七夕神事」が執り行われる
ただし7/7が土日の場合は「七夕神事」を11:00より斎行し、「水まつり」は翌月曜日に開催される
七夕は古代中国では秋の豊作を祈る、雨乞いのための「水神祭」であったと考えられ、「雨乞いの社」として信仰を集める貴船神社にとっては縁の深い行事
13:00より神事を斎行
大きな竹の七夕の笹飾りが境内に飾られ、神前には特殊神饌として「素麺」が供えられる
また7/1~8/15にかけては本宮にて笹飾りのライトアップも行われ、青竹の筒に入れられたろうそくの光が優しく足元を照らし、境内は幻想的な光に包まれる
夕暮れより20:00まで(土日祝は21:00まで)、雨天決行
- 9/9
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五節句の最後を飾る「重陽の節供」の日に神水に菊の花びらを浮かべ、菊の香りを移した菊酒を飲むことによって邪気を祓い長命を祈願する神事
古代中国では奇数は良いことを表す陽数、偶数は悪いことを表す陰数と考えられ、中でも奇数の最大値「9」は陽の極まった数であり、その9が重なる9月9日には「重陽」として不老長寿を願う節供行事が行われてきた
また旧暦の9月9日は新暦の10月中旬~下旬頃にあたり菊の美しい季節であることから「菊の節供」とも呼ばれ、菊の花びらを浮かべた菊酒を飲むのが風習となった
神前には白と紅紫の貴船菊が供えられ、巫女が菊花を手に豊栄舞を奉納する、まさに菊が彩る神事で、神事後の「直会(なおらい)の儀」では御神前に供した菊酒を参列者も頂くことができる
11:00より所要時間は約50分
先着30名様まで一般参拝者も殿内参拝が可能
初穂料無料で事前に整理券を配布
- 9月秋分の日
秋分祭(しゅうぶんさい)
秋分の日は秋の彼岸の中日で二十四節気の一つであり、祖先を敬い亡くなった人を偲ぶとともに、今ある命を大切にする日
明治時代には「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」と定められ、宮中において祖先を祀る日となとなり、それが一般市民の間にも定着したという
貴船神社でも10:00より「秋季皇霊祭遙拝式」および「秋分祭」が執り行われる
- 9/26
祖霊祭(それいさい)
古来より祖先の霊はこの世に残り子孫を見守ってくれていると信じられており、子孫を守護する祖先の霊に感謝する神事
15:00
- 10/17
神嘗奉祝祭(かんなめほうしゅくさい)
皇室のご祖先である天照大御神にその年の新穀を奉る「神嘗祭」が伊勢神宮で行われるのに際し、各神社で行う奉祝の祭りで、中祭
10:00
- 11/1
秋季御更衣祭(しゅうきごこういさい)
「更衣祭(ごこういさい)」とは、神様にお召し物を着替えていただく神様の衣替えのお祭り
明治維新以前は旧暦の4/1と11/1に行われ、「貴布禰御更祭(きふねごこうさい)」と称し例祭として行われていたという
明治以後の神社制度の大変革により、両祭を合わせて新暦の6/1が例祭日となり「貴船祭」と称して行われるようになったため、春と秋の御更祭は廃絶していたが、2001年(平成13年)4月1日に本来の意義を伝える旧儀に復して復活した
本宮と奥宮の両殿内に新しい神御衣(かんみそ)を奉献するとともに、続けて本殿の御掃除をする「御掃除祭」の神事も行われる
秋季御更衣祭では秋冬用のものに衣替えされる
10:00より「本宮の儀」、引き続いて「奥宮の儀」
- 11/3
明治祭(めいじさい)
明治天皇の誕生日に際し、我が国を近代国家としての発展に導かれた明治天皇の大業を称え、皇室の弥栄と国の益々の発展、文化の振興と産業の増進、永遠の平和を祈願する中祭
10:00
- 11/7
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水の神様である祭神の高?神が、燃え盛る火の神より生まれたという神話に基づき、貴船大神御出現の故事を再現し今に伝えるという神社にとって重要な意義を持つ神事
11:00より本宮本殿にて轆轤鑽(ろくろひきり)と呼ばれる古来からの火をおこす道具で神聖な火を起こす「火鑚神事」の後、
桂の御神木前の御火焚斎場にて、全国の崇敬者や参拝者より奉納された約1万本もの御火焚串(護摩木)を積み上げた御火焚竈を神火で焚き上げ、火の霊力により罪穢を祓い清めるとともに、護摩木に書かれた様々な願い事の成就が祈願される
御火焚竈は直径約2m、高さ約1.5mで、燃えた御火焚串を中に崩していくため、他では見られない特殊な技巧によって中心部が空洞にし、上方に丸みを持たせて円柱状に積み上げられるという
また神前には「火」を象徴するというお火焚きまんじゅう、「五穀」を象徴するというおこし、そして「水」を象徴するというみかんの「特殊神饌」も供えられる
御朱印・御守・御札の授与は9:00~16:30
紅葉が色づきはじめる時期に開催され、当日は「貴船もみじ灯篭」も開催されている
- 11/23
新嘗祭(にいなめさい)
皇室の弥栄と国家・国民の安泰を祈願する大祭
祈年祭と対をなす祭で、その年に収穫した五穀を神前に供え、一年間の収穫や発展・充実を感謝する
11:00より、所要時間は約30分
先着30名様まで一般参拝者も殿内参拝が可能
神前に供えられた古代米(黒米)を「直会(なおらい)の儀」にて頂ける
初穂料無料で事前に整理券を配布
- 11月下
貴船手作り市
貴船神社の奥宮にて「貴船もみじ灯籠」の期間中に開催される手作り市と音楽のイベント
[公式]
- 12/23
天長祭(てんちょうさい)
天皇陛下の誕生日に際して行われる中祭
奉祝の意を表すと共に、陛下の長寿と益々のご健康を祈願
10:00
- 12/31
除夜祭(じょやさい)
大晦日の夜から元旦にかけて執り行われる除夜の神事
行く年の無事に感謝し来る年の安全を祈願
16:00
- 12/31
師走の大祓式(しわすのおおはらえしき)
人々がこの1年の間、生活して行く上で知らず知らずのうちに犯してしまった罪・穢れを祓い清め、来る新年の家内安全・無事息災を祈願する
16:00の除夜祭に引き続き齋行