平安神宮のすぐ南にある市民憩いの総合公園
北向かいの平安神宮をはじめ京都会館、みやこめっせ、美術館や図書館、動物園などの文化施設が集中する岡崎にある総合公園。
1895年開催の第4回内国勧業博覧会跡地に平安神宮とともに整備され、現在は野球場とテニスコートを完備し市民憩いの場となっている
岡崎公園のみどころ (Point in Check)
京都市左京区岡崎成勝寺町・最勝寺町・円勝寺町、平安神宮前(南側)にある、139,677平方メートルの広大な面積を有する京都市営の総合公園。
1895年(明治28年)に開催された第4回「内国勧業博覧会」の会場跡地に平安遷都千百年紀念祭で創建された平安神宮とともに整備された公園で、会跡の跡地に道路を開き、平安神宮に寄付した残りの土地に花木を植え、1904年(明治37年)7月8日に開設。
現在は野球場とテニスコートを完備し、市民憩いの場として親しまれています。
また周辺の岡崎一帯にはその後、京都市動物園や京都市美術館、京都会館(現ロームシアター京都)、京都市勧業館(みやこめっせ)、京都国立近代美術館、京都府立図書館などが次々と建てられて文化地区として整備が進み、一大文化ゾーンが形成されています。
2015年(平成27年)には平安神宮前の神宮道の一部を廃止して「岡崎プロムナード」として公園の一部とする再整備工事が行われ、幅17m、延長121mの歩行者専用の石畳風の園路がとして整えられるとともに左右には80本の松並木が新たに植栽されました。
毎年2月中旬に開催される「京都マラソン」ではゴール地点とされプロムナード上にフィニッシュゲートが設けられるほか、毎年秋に京都の大学生が中心となって開催される「京都学生祭典」ではこのプロムナード上にステージが設けられ、平安神宮の応天門を背景に「京炎 そでふれ!」の踊りが披露されて大いに盛り上がるほか、その他にも様々なイベントの会場などとしても利用されています。