「西大路七福社ご利益めぐり」とは
「西大路七福社ご利益めぐり(にしおおじしちふくしゃごりやくめぐり)」とは、初春に西大路通の両側にある歴史と由緒ある7社を巡拝し朱印を集めていくご利益めぐり。
有名寺社が集まる東大路界隈に比べて余り知られていない西大路界隈の歴史を多くの人に知ってもらおうと、1983年(昭和58年)に「5社巡り」としてはじまり、翌年から7社となった。
全行程約7kmで、西大路をまっすぐに進むことから順路も分かりやすく、またゆっくり歩いても1日で参拝できるのが魅力的。
ご利益も学問、安産から開運出世、延命長寿まで様々。
ちなみに西大路は東山を南北に通る東大路と対になる大通りで、京都市の西域を金閣寺の前から十条通りまで南北に通り、平安時代の西大路通は、平安京の中心である朱雀大路にほど近く、野寺小路と呼ばれた道幅12mにもなる都のメインストリートだったという。