三宅八幡宮(虫八幡)

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三宅八幡宮(虫八幡)

小野妹子が創建、虫除けと子供の守り神として有名

遣隨使小野妹子が大分宇佐八幡宮に病気平癒と旅の安全を祈願し帰国後所領の上高野に勧請。 水田の虫除けかからかん虫封じ、現在は子供の病気平癒を祈願する多くの親子連れで賑わい、明治天皇も幼い頃重病を罹い祈願。 狛鳩や絵馬、鳩餅など境内の随所に鳩の姿、絵馬展示資料館の絵馬は市有形文化財

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三宅八幡宮(虫八幡)とは?(基本データ)

名前
三宅八幡宮(虫八幡)(みやけはちまんぐう(むしはちまん))
エリア
岩倉・宝ヶ池
ジャンル

寺社 紅葉 名水 合格祈願 子供守護 八幡宮 珍しい狛犬 門前名物 鳳輦・神輿 夏越祓・茅の輪 放生会

建立・設立
伝・推古朝の6~7世紀頃(飛鳥時代)
名前の由来は南朝の忠臣であった備後三郎三宅高徳がこの地に移り住んで大神を崇敬したことから
社殿は応仁の乱(1467-77)で焼失も数十年後に里人たちによって復旧、明治時代の1869年(明治2年)に拝殿、1887年(明治20年)に本殿が再建される
創始者
小野妹子
祭神
第15代・応神天皇(八幡大神)
ご利益
「子供の守り神」(かん虫封じ・子供の病気平癒・夜泣き・学業成就)
「虫退治の神」(害虫駆除)
例祭
9/14・9/15・9/16(秋季大祭(三宅八幡放生会))
神紋・社紋
対い鳩(むかいばと)
札所等
京都洛北・森と水の会(岩倉・上高野エリア)
アクセス
  • 叡山電鉄鞍馬線「八幡前」駅下車 徒歩約2分
  • 叡山電鉄叡山本線「三宅八幡」駅下車 徒歩約6分
  • 京都市営地下鉄烏丸線「国際会館」駅下車 徒歩約15分
  • 京都バス「八幡前」(21・23・24・26・41・43・45・46系統)下車 徒歩約1分
  • 京都バス「三宅八幡」(10・16・17・18・19系統)下車 徒歩約5分
  • 名神高速道路「京都東IC」より約50分
駐車場
1回500円(大型不可)
拝観料
無料
■絵馬展示資料館
└入館料 300円
お休み
無休
拝観時間
境内自由
├絵馬展示資料館 9:30~15:00
├祈祷受付 9:00~15:00
├社務所受付 9:00~16:00
└御朱印 9:00~16:00
住所
〒606-0035
京都府京都市左京区上高野三宅町22
電話
075-781-5003
FAX
075-781-5003
公式サイト
子どもの守り神 京・洛北 三宅八幡宮
三宅八幡宮 京都洛北・森と水の会

三宅八幡宮(虫八幡)の地図

三宅八幡宮(虫八幡)のみどころ (Point in Check)

京都府京都市左京区上高野、叡山電鉄の八幡駅で下車して徒歩2分の所に鎮座。
小野妹子ゆかりの神社であり、応神天皇(八幡大神)を祀る八幡神社の一つです。

社伝によると、6~7世紀頃、推古天皇の時代に小野妹子が聖徳太子の命により遣隋使として隋に向かう途中、北九州の築紫(つくし)の辺りで病気になりますが、近くにあった現在は八幡宮の総本社として知られる大分の「宇佐八幡宮」に病気平癒を祈願するとたちまち病から回復。
随に渡った後も数々の危難を免れ、無事に役目を果たし帰国することができたことから、後に聖徳太子が没し自らの所領である山城国愛宕郡小野郷(上高野)の地に移った際、感謝(報恩)の意を込めて八幡神を勧請しこの地に祀ったのがはじまりとされています。

その後南北朝時代に南朝の忠臣で後鳥羽上皇の第四皇子・頼仁親王の血を継ぐ児島高徳、別名備後三郎三宅高徳(生没年不詳)がこの地に移り住むと、厚く八幡大神を尊崇し邸内の鎮守としたことから、いつしか「三宅八幡宮」と呼ぶようになったのが社名の由来といいます。

広大な社殿を持ち神田などもあったといいますが、「応仁の乱(1467-77)」の戦火により全焼。
数十年後には里人・近隣住民の献身的な努力で復旧されますが、本格的な復興は明治時代に入ってからのことで、1869年(明治2年)に拝殿、1887年(明治20年)に本殿・社務所が再建されました。

元々田んぼの虫除け、虫封じの神が祀られていたことから、虫退治の神として害虫駆除に効果があるとされ、別名「虫八幡さん(むしはちまんさん)」と呼ばれ親しまれています。

また皇室とのゆかりも深く、明治天皇が幼少の頃に重い病を患った際に、神社に祈祷を命じたところ、祈祷の甲斐あって天皇の病が治ったといわれています。

そしてこのエピソード以来、ご利益を授かろうと多くの親子連れが参拝するようになり、「子どもの守り神」として広く信仰されるようになったといい、夜泣きや「子供のかんの虫」封じ、子供の「病気平癒」「学業成就」、安産などにご利益のある社として知られるようになりました。
とりわけ明治末期にかけては、田んぼの虫除けから転じた子どもの疳の「虫封じ」の信仰が隆盛を極めたといいます。

八幡神を祀ることから、境内にはその使いである鳩の姿が多く見られ、本殿の南側の鳥居前には神の使いとして狛犬ならぬ「狛鳩」が参拝者を出迎えるほか、拝殿の幕や石燈籠や瓦、絵馬などにも鳩の姿を見つけることができます。

また境内には本物の鳩もいて参拝者はエサをあげることができるほか、境内の売店には門前名物として「鳩餅」が販売されています。

行事としては9月15日の例祭「三宅八幡放生会」が五穀豊穣を感謝する秋の大祭として有名で、境内には露店が所狭しと立ち並び、多くの参詣者で賑わいます。

その他の見所としては、100年ぶりに行われた絵馬堂の整理で、絵馬堂および拝殿に嘉永以後明治に奉納された当時を偲ぶ絵馬が153枚と大量に発見され、これらのうち124枚が、かんの虫退治の信仰の広がりを物語る民俗文化の貴重な資料「三宅八幡神社奉納子育て祈願絵馬」として、2009年(平成21年)1月16日に国の重要有形民俗文化財に指定されています。

三宅八幡宮(虫八幡)の施設案内

 

一ノ鳥居・叡山三宅八幡駅

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    叡山三宅八幡駅・三宅八幡バス停

     

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    三宅橋

     

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    高野川

     

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    一ノ鳥居

    朱塗り

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    石碑

     

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    山忠

     

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    参道

     

二ノ鳥居・表参道

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    二ノ鳥居

    石鳥居

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    表参道

     

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    半夏生

    鳥居くぐってすぐ右側

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    三宅八幡茶屋

    参道右側、門前名物の鳩餅

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    駐車場出入口

    参道左側

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    駐車場

    参道左側

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    大楠公之像

    参道左側、茶屋の向かい

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    中山周三歌碑

    輪をかきて飛びいる鳩の先頭の一羽は群れの何を保障す

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    池と噴水

    石橋が架かり、鯉が泳ぐ
    初夏には半夏生が美しい

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    水車小屋(村の水車)

     

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    小道

    多宝塔のある三明院へと続く道

三ノ鳥居~本殿

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    三ノ鳥居

    石鳥居、すぐ右手に駒札、両脇に狛鳩

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    狛鳩

     

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    狛鳩

     

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    行事予定表

    鳥居の左手前

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    参道

    赤い灯籠が印象的

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    石碑

    参道右手、銃弾

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    石碑

    参道右手、韓国合併奉告祭碑?

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    おみくじむすび

    参道右手

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    絵馬堂(休憩所)

    参道左手

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    手水舎

    参道左

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    井戸

    参道左

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    絵馬展示資料館

    参道右

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    社務所

    参道右

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    御祈祷受付所(授与所)

    参道右

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    玄関?

    参道右

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    回廊?

    参道右

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    手水鉢

    参道右

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    拝殿

     

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    本殿

     

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    願掛けのよだれかけ

     

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    古神符納所

    本殿右側

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    絵馬掛

    本殿左側

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    神輿蔵

     

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    神楽殿

     

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    はとのえさ

     

西参道・叡山八幡前駅

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    西参道への道

     

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    お手洗い

     

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    石碑

    神田?

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    鳥居

    西入口

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    西参道

     

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    西鳥居と三宅八幡神社の石標

     

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    叡山八幡前駅・八幡前バス停

     

周辺

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    三明院

     

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    伊多太神社旧跡

     

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    洛北蓮華寺

     

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    崇道神社

     

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    おかいらの森(お瓦の森)

    左京区上高野小野町
    崇道神社の御旅所であり「小野瓦窯跡」でもある

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    地下鉄国際会館駅

     

三宅八幡宮(虫八幡)の主な年間行事・カレンダー

年中行事

1/1

歳旦祭

 

2/3

節分祭

甘茶接待・護摩木焼納

2/11

建国記念祭

 

6/30

夏越の大祓・茅の輪くぐり

10:00より神事

9/14・9/15・9/16

秋季大祭(三宅八幡放生会)(例大祭)

多くの八幡宮では9月14日から16日にかけ大祭が営まれ、15日に生き物を池川や山野に放ちその霊を慰めることで国家安泰や五穀豊穣を祈る「放生会」が行われている
三宅八幡宮でも五穀豊穣を感謝して行われる秋の大祭として営まれ、15日には「放生会」の神事が営まれた後、古くから子どもの守り神として信仰を集めてきたことから、地元の子供たちによる「子どもみこし」が氏子区域を練り歩く(鳩の放生は過去には行われていたこともあったというが、現在は行われていないという)
14日の宵宮および15日の2日間には境内に露店が所狭しと立ち並ぶ
また古くから八幡宮に奉納され市の有形民俗文化財にも指定されている子どもたちの描かれた絵馬の公開も行われる
 
9/14 宵宮祭
9/15 宝殿祭(子ども神輿の巡行)
9/16 後朝祭

11月

七五三詣

 

12/13

お火焚祭

 

12/31

お祓い

 

月並行事

毎月15日

月次祭

8:00

花ごよみ

 

桜(サクラ)

 

 

半夏生(ハンゲショウ)

 

 

紅葉(こうよう)

 

三宅八幡宮(虫八幡)の口コミ

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