地下鉄椥辻駅とは?(基本データ)
- 名前
- 地下鉄椥辻駅(ちかてつなぎつじえき)
- エリア
- 山科・醍醐
- ジャンル
- 建立・設立
- 1997年(平成9年)10月12日
- アクセス
- 駐車場
- -
- 拝観料
- なし
- お休み
- 特になし
- 拝観時間
- 時刻表に準ずる
- 住所
- 〒607-8162
京都府京都市山科区椥辻草海道町 - 電話
- 075-502-0710
- FAX
- -
- 公式サイト
- 京都市営地下鉄東西線 椥辻駅
京都市営地下鉄東西線椥辻駅 京都市交通局
京都市山科区椥辻草海道町、山科駅から南の醍醐駅方面に向かって山科盆地を南北に走る京都外環状線と稲荷山トンネルから西へと伸びる新十条通の交差する「山科区役所前」交差点の北側地下にある京都市営地下鉄の東西線の駅。
京都における地下鉄の建設計画は1968年(昭和43年)11月、京都市が設置した諮問機関である交通対策協議会の出した答申によって開始され、1972年(昭和47年)に事業免許を取得した後、まず京都市を南北に通る烏丸線から1974年(昭和49年)に工事がスタートし、1981年(昭和56年)に北大路駅~京都駅の間で開業したのがはじまりで、その後1988年(昭和63年)6月11日に京都駅~竹田駅の間、1990年(平成2年)10月24日に北山駅~北大路駅間、そして1997年(平成9年)6月3日には国際会館駅~北山駅間が開業し現在に至っています。
一方の東西線は京都市の中心部と南東部の山科区および伏見区の醍醐地域との間の通勤・通学や京阪京津線との連絡による滋賀県大津市との都市間輸送を担う路線として、1995年(平成7年)7月31日に駅の建設工事が開始された後、1997年(平成9年)10月12日に二条駅~醍醐駅の区間が開業した後、2004年(平成16年)11月26日には六地蔵駅~醍醐駅間、そして2008年(平成20年)1月16日には二条駅~太秦天神川駅間が開業し現在に至っています。
当駅は1997年(平成9年)10月12日に東西線が二条駅~醍醐駅で開業したのと同時に設置されたもので、地下2層に島式ホーム1面2線を有する地下駅で、出入口は「山科区役所前」交差点の北側の東西に1か所ずつ計2か所あり、地上へ上がってすぐの山科区役所前交差点の北西側にある山科区総合庁舎および山科区役所の最寄駅として知られています。
また駅の東側には山科一の宮である岩屋神社が鎮座するほか、そのすぐそばには京都橘大学がキャンパスを構えており、大学生の通学利用も多い駅となっています。
一方駅の西側、新十条通を西に進んだ先には「忠臣蔵」の主人公・大石内蔵助良雄ら赤穂浪士を祀る大石神社のほか、花山稲荷神社、折上稲荷神社、そして坂上田村麻呂の墓などの名所旧跡が点在しており、アクセスに便利な駅となっています。
駅名については周辺地域の地名がその由来ですが、一帯は山科盆地の中央、中世の南北朝時代頃より形成されたという「山科七郷」と呼ばれる郷村のうち、南東部に位置する大宅里に属する地域で、このうちの概ね東側が後に「椥辻村」と呼ばれる村となり、現在は「山科区椥辻」の地名が付けられています。
そしてこの「椥辻」という地名については「辻」は東山の今熊野から滑石街道(滑石越)を経て山科へ出た後、山科盆地を西から東へと通る「京都道(現在の椥辻通)」と、北の山科から南の醍醐方面まで山科駅前(古くは渋谷醍醐道)から奈良街道との分岐まで南北に続く「醍醐街道(現在の府道117号)」とが交差する地点をいい、また「椥(なぎ)」についてはかつて村に梛(なぎ)の大樹があり、遠く四方からもその姿を見ることができたことから特に「椥」の字を作り「椥辻」の地名の由来となったと伝えられています。
ちなみに梛(なぎ)の木はマキ科の常緑樹で「和・凪(なぎ)」に通じ、苦難をナギ払うとか平和な家庭を意味し、光沢ある葉は縦に引いても切れにくいため、男女相愛のシンボルとなっています。
階段とエレベーター
出入口そばにある
1976年(昭和51年)に山科区の誕生記念に植樹
地下駐輪場
エスカレーター
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