「洛陽六阿弥陀めぐり」とは
「洛陽六阿弥陀めぐり(らくようろくあみだめぐり)」とは、京都市内の阿弥陀如来像を祀る6つの霊場を巡拝するもので、江戸中期の1717年(享保2年)に第4番霊場の洛東・安祥院を開基した大阿闍梨の木食正禅上人が阿弥陀仏の霊感を受け発願したという。
月ごとに違う功徳日参りを3年3か月連続で欠かさず続ければ、無病息災・家運隆盛、さらには学業成就などの祈願が成就すると、また有縁無縁の精霊の追善回向を行えば往生安楽が叶うと伝えられている。
1番霊場から6番霊場の順番に巡礼することが必要。
ちなみに1/15の一年の最初の六阿弥陀巡りは「初六阿弥陀巡り」といい、「南無阿弥陀仏」と念ずれば極楽浄土するといわれている。