南郷公園

南郷公園

 

 

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南郷公園とは?(基本データ)

名前
南郷公園(なんごうこうえん)
エリア
亀岡
ジャンル

公園 躑躅

建立・設立
1969年(昭和44年)の「亀岡市都市公園条例」の制定に伴って公園として設置
アクセス
  • JR嵯峨野線(山陰本線)「亀岡」駅下車 南へ徒歩約3分
  • 京都縦貫自動車道「亀岡IC」より車で約10分(国道372号経由で約3km)
駐車場
なし
拝観料
なし
お休み
特になし
拝観時間
見学自由
住所
〒621-0815
京都府亀岡市古世町西内坪地内
電話
0771-23-2289(亀岡市都市緑花協会)
0771-22-0691(JR亀岡駅観光案内所)
FAX
0771-24-9195(亀岡市都市緑花協会)
公式サイト
公益財団法人亀岡市都市緑花協会
亀岡さくらウィーク 亀岡さくらまつり実行委員会
亀岡光秀まつり 亀岡市観光協会

南郷公園の地図

南郷公園のみどころ (Point in Check)

京都府亀岡市古世町西内坪地内、JR亀岡駅の南口から歩いてすぐの所にある都市公園。

かつてこの地には戦国武将・明智光秀が築いた「丹波亀山城」がありましたが、山陰街道が通過し城下町の広がる城の本丸南側は内堀、外堀、惣堀の三重の堀と御土居がめぐらされて堅牢な構えである一方、公園の立地する本丸北側の搦手については外堀が一重にめぐらされているだけとなっており、これは有事の際には保津川の流れを塞き止めれば、北側の水田が一気に大きな堀となるように考案されているためだといいます。

南郷公園はこの城の北側の外堀の跡である「南郷池」を中心として整備された公園で、1969年(昭和44年)の「亀岡市都市公園条例」の制定に伴って公園として設置され、現在は公益財団法人・亀岡市都市緑花協会によって管理されています。

外堀跡として石垣も残されているなど城の面影が最もよく残されていて、池の周りには木製のデッキ「ボードウォーク」が設置されるとともに、堀に沿って桜並木が植栽されていて、春の桜をはじめ四季折々の草花を楽しめる散歩コースとして市民からも親しまれています。

また南郷池にはギンヤンマやシオカラトンボ、アキアカネをはじめ約40種類のトンボが生息する貴重な生息地にもなっており、豊かな亀岡の自然を垣間見ることができます。

その他にも各種のイベントが繰り広げられる都市空間としても利用されており、中でも4月の桜の時期の「京都・亀岡さくらまつり」や5月のGWに開催される「亀岡光秀まつり」には大勢の見物客が詰めかけ、屋台なども出て大いに賑わいます。

この点、公園の入口入ってすぐの広場には丹波亀山城の天守閣にあったという「鯱瓦」のレプリカ(複製)が置かれ、城跡を示す石碑が立てられていますが、同広場はこの鯱瓦から通称「シャチホコ広場」と呼ばれて市民から親しまれていましたが、明智光秀を主人公とする2020年(令和2年)の大河ドラマ「麒麟がくる」の制作が決定したことを受け、2019年(令和元年)5月3日にはふるさと納税制度を活用して募った寄付を使って「明智光秀公像」が建立され、新しい公園のシンボルとなるとともに、広場の名前も「光秀広場」と命名されています。

また一説によれば亀岡市のマスコットキャラクターの「明智かめまる」はこの地に住んでいるとも言われていて、各種イベントなどにも頻繁に顔を見せ、愛嬌を振りまいています。

南郷公園の施設案内

 

園内

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    公園入口

    JR亀岡駅からクニッテルフェルト通を南へ下がった突き当たり

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    南郷公園案内図

    入口右

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    「南郷公園」の碑

     

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    「内堀」の駒札

    亀山城内外は、内堀・外堀・惣堀の三重のお堀と、御土居で仕切られていた
    現在では一級河川「雑水川」となり南郷公園の一角として市民憩いの場所となっている

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    光秀広場(シャチホコ広場)

    鯱瓦のレプリカが設置されていることから「シャチホコ広場」と通称されていたが、光秀像の設置を受けて「光秀広場」と命名された

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    「明智光秀公築城亀山城趾」の石標

     

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    明智光秀公像

    明智光秀を主人公とする2020年(令和2年)の大河ドラマ「麒麟がくる」の制作が決定したことを受け、2019年5月3日にふるさと納税制度を活用して募った寄付を使い建立され、公園のシンボル的存在となっている

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    亀山城 鯱瓦

    亀山城天守家棟にあった鯱瓦は嘉永5年に建造されたもので、1878年(明治11年)頃の廃城により京都市の森川嘉兵衛に払い下げられた後、1880年(明治13年)に京都府医学校(現・京都府立医大)の新築に際し講堂棟瓦として寄贈された
    一対のうち片方は破壊されたが、残りの一体は現在も京都府立医科大学に収蔵されている
    1995年(平成7年)に市制施行40周年、亀岡ロータリークラブ創立25周年を記念して亀山城跡地を望む当公園に鯱瓦をブロンズ像として復元

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    「南郷公園」の説明版

    山陰街道が通り、城下町が広がる亀山城の南側は内堀、外堀、惣堀の三重の堀と御土居がめぐり、堅牢な構えである一方、南郷公園の立地する北側の搦手は、外堀が一重にめぐらされているだけであるが、これは有事の際に保津川の流れを塞き止めると、北側の水田が一気に大きな堀となるように考案されているためだという
    南郷公園は桜を中心として四季折々の花を楽しむことができる都市公園として整備され、「亀岡光秀まつり」をはじめ、様々なイベントが繰り広げられている

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    南郷池

     

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    ボードウォーク

    堀沿いの道は水辺の四季を感じながら散策できるように京都府内産の間伐材を利用してボードウォークとして整備されている

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    南郷池畔のエノキ

    高さ23m、幹周4.63mで亀岡の名木

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    南郷地蔵

    1793年(寛政5年)の「山陰丹府桑田亀山図」に「南郷」という地名とともに地蔵として記され、亀山城外堀に面して江戸時代から現代まで椋木の大木に守られるように11体ほどの地蔵さんが祀られてきたという

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    光秀広場から公園への遊歩道

     

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    公園

     

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    明智光秀ゆかりの城下町めぐりの案内板

     

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    しだれ桜

     

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    公園東口

     

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    公衆トイレ

     

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    一級河川「雑水川」の表示

    亀山城北側の外堀は現在では一級河川「雑水川」とされていて、南郷公園の一角を形成している

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    公園南口

    南郷公園の標柱
    春日坂へ通じる

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    春日小橋

     

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    丹波亀山城保津門跡

     

周辺

南郷公園の主な年間行事・カレンダー

年中行事

4月

亀岡さくらまつり

10:00~15:00 ステージイベントや出店など
ライトアップは19:00~21:00

5/3

亀岡光秀まつり

初代丹波亀山城主として丹波亀山を治め、今日の亀岡の基礎を築いた戦国武将・明智光秀の遺徳を偲んで市民あげて顕彰する市内最大規模の春まつり
勇壮な「明智光秀公武者行列」が城下町周辺を練り歩くほか、巡行コース界隈でのにぎわい茶屋や、南郷公園でのイベント「かめまるフェスタ」なども
10:00~16:00 かめまるフェスタ
13:00~15:40頃 武者行列

 

 

 

月並行事

毎月28日

ふれあい二八市

[公式]

年に2回(春と秋の28日)

二八市まつり

市民団体「かめおかまちの元気づくりプロジェクト」が定期市の開催で駅前を盛り上げようと2010年(平成22年)に開始
亀岡市内外の手作り作家やパフォーマーが集うステージ発表や多彩なブースが設置される

花ごよみ

3月下~4月上

桜(サクラ)

堀に沿って木製のデッキ「ボードウォーク」が設置されていて、ソメイヨシノの美しい桜並木が続く
その他、南郷公園中央にあるシダレザクラや、公園内の遊歩道の桜トンネルも撮影ポイントとなっている

 

躑躅(ツツジ)

 

 

蓮(ハス)

 

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