「ぼけ封じ・近畿十楽観音霊場会」とは
「ぼけ封じ・近畿十楽観音霊場会」とは、もっぱら「ぼけ封じ」を売りにした観音霊場めぐり。
元々は弘法大師空海の入定1150年記念して1984年(昭和59年)に開創された「西日本ぼけ封じ観音霊場(ぼけ封じ三十三観音)」が母体。
近畿から九州の西日本全域に札所寺院がまたがる大規模な霊場だったが、その後各地方の霊場が独立し現在の形となったという。
このうち第1~10番までが「ぼけ封じ近畿十楽観音」を構成しており、この中には1989年(平成元年)に設立された観音霊場「近畿楽寿観音三十三ヵ所霊場会」の札所を兼ねている寺院も多い。
ちなみに第16~24番は「ぼけ封じ観音中国地区霊場」。
また四国地区にこの霊場めぐりの札所寺院も入っている「四国ぼけ封じ三十三観音」いう別の霊場もある。