嵐電常盤駅とは?(基本データ)
- 名前
- 嵐電常盤駅(らんでんときわえき)
- エリア
- 衣笠・御室・花園・太秦
- ジャンル
- 建立・設立
- 1926年(大正15年)3月10日
- アクセス
- 駐車場
- -
- 拝観料
- なし
- お休み
- 特になし
- 拝観時間
- 時刻表に準ずる
- 住所
- 〒616-8225
京都府京都市右京区常盤馬塚町 - 電話
- 075-801-2511(鉄道部運輸課)
- FAX
- -
- 公式サイト
- 常盤駅 嵐電
vol21. 常盤駅 ひと駅ごとの小さな旅 嵐電
京都市右京区常盤馬塚町、京都市西部、丸太町通の「常盤」交差点の南西側にある京福電気鉄道(嵐電)の北野線の駅。
駅名は駅のある地域の名前「常盤」に由来するもので、「常盤」は平安初期に活躍した第52代・嵯峨天皇(さがてんのう 786-842)の皇子で、源朝臣姓を賜与されて臣籍降下した後、藤原北家と並んで朝廷にて一大勢力を築いた嵯峨源氏の一人である源常(みなもとのときわ 812-54)がこの地に山荘を構え「常盤の里」と呼ばれていたのがはじまりとされています。
そして駅の南には源常が開基とされる「源光寺」という名前の寺院があり、「常盤地蔵」の名前で毎年8月22・23日に開催される「六地蔵めぐり」の一つとしても知られるほか、源義経の母・常盤御前(ときわごぜん)の墓があることでも知られています。
常盤駅は電力会社・京都電燈が経営する嵐山電鉄の北野線が1925年(大正14年)11月3日に北野駅~高雄口(現在の宇多野駅)の間で開業した後、1926年(大正15年)3月10日に高雄口(現在の宇多野駅)~帷子ノ辻駅間のまで延伸されたのに合わせて設置。
その後1942年(昭和17年)3月に戦時統制によって京都電燈が解散されるのを受け、同社の京都および福井での鉄道事業を分離・引き継ぐために「京福電気鉄道(嵐電)」が設立され、嵐山線・北野線・叡山線の路線継承によって京福電気鉄道の駅となり現在に至っています。
相対式2面2線ホームを持つ地上駅で、丸太町通と交差する北側に踏切とその両側に出入口があり、西側に府立嵯峨野高校、南に進むとJR太秦駅や東映太秦映画村なども徒歩圏内ですが、映画村については同じ北野線の撮影所前駅が新設されそちらが最寄駅となっています。
丸太町通沿いの北西側
丸太町通沿いの北東側
南東側
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