年に数回イベントも開催される陸上自衛隊の駐屯地
市の南西部に位置する陸上自衛隊の駐屯地。中部方面後方支援隊などが駐屯する。
正門から約400mの直線道に400本の桜並木が続く春の「桂さくら並木」や8月の納涼夏祭り、訓練展示や体験試乗もできる9月下旬の桂駐屯地創立記念行事など、各種イベントも開催する
陸上自衛隊桂駐屯地のみどころ (Point in Check)
京都市西京区川島六ノ坪、京都市の南西部、阪急洛西口駅およびJR桂川駅の近くにある陸上自衛隊の駐屯地。
1954年(昭和29年)11月、旧三菱重工用地に「宇治駐屯地桂分屯地」として武器・施設補給部が開設されたのがはじまり。
その後、1960年(昭和35年)1月に関西補給地区補給処桂支処に改編された後、1974年(昭和49年)4月に「駐屯地」に昇格し現在に至っています。
現在は中部方面後方支援隊の兵站中枢基地として、火器、車両、施設器材などの主要装備品の補給整備や回収、方面隊各部隊の輸送支援、民生の安定のための不発弾処理などを行っているほか、古都京都の大規模災害発生時に状況によって初動対処の役割を担う場合があり、近年では2018年(平成30年)7月の豪雨災害派遣などの活動実績があります。
また地域住民に親しまれ地域と共にある駐屯地を目指し、地域との親睦をはかるための機会として、年に3回、駐屯地を一般開放しており、正門から約400mの直線道に400本の桜並木が続く春の「桂さくら並木公開」や8月の「納涼夏祭り」、訓練展示や体験試乗もできる11月上旬の「桂駐屯地創立記念行事」といった各種イベントが開かれ、多くの人が訪れます。