JR桂川駅とは?(基本データ)
- 名前
- JR桂川駅(じぇいあーるかつらがわえき)
- エリア
- 松尾・桂・西京極
- ジャンル
- 建立・設立
- 2008年(平成20年)10月18日
- アクセス
- 駐車場
- -
- 拝観料
- なし
- お休み
- 特になし
- 拝観時間
- 時刻表に準ずる
- 住所
- 〒601-8211
京都府京都市南区久世高田町 - 電話
- 0570-00-2486(JR西日本お客様センター)
- FAX
- -
- 公式サイト
- 桂川駅 JRおでかけネット
南区久世にあるJR京都線(東海道本線)の駅。周辺は都市再開発著しい新興住宅地域で2008年に開業。付近を流れる桂川にちなんで命名された。 南区の駅だが西は西京区に隣接し徒歩8分の所に阪急洛西口駅も。一方南側は向日市に隣接し京都市内の南西の端にあたる
京都市南区久世高田町、京都市南西部、十条通の南を東西に走る久世橋通を西に進み桂川に架かる久世橋を渡った桂川西岸にあるJR西日本(西日本旅客鉄道)の東海道本線の駅で、京都駅から大阪駅までの区間の通称である「JR京都線」の駅の一つ。駅スタンプは桂川の流れ。
京都市西部に位置する桂地域は桂川とかつての山陰道(丹波街道)が交差する場所であることから、古代より西国・山陰方面への交通の要衝として発展してきた地域で、現在は桂大橋が架けられましたが、桂川と街道の交差する場所にはかつては「桂の渡し」があり、また平安時代には藤原道長の別荘「桂殿」が営まれるなど古くから貴族の別荘地としても知られていた場所です。
その後しばらくは静かな田園地帯であったですが、昭和30年代後半以降、高度経済成長に合わせて急激に都市化が進み、また洛西ニュ-タウンの開発などに伴って更なる人口の激増と大量の交通需要が発生し桂駅に各種の交通が集中する事態となります。
そして洛西ニュータウンへのアクセス駅であった桂駅周辺の道路事情を鑑み、またキリンビール京都工場の閉鎖などに伴って周辺の都市再開発の気運が盛り上がりも受けて2003年(平成15年)には阪急京都本線に「洛西口駅」が開業。
更にJRの方も10年以上前から向日市の手前から阪急京都本線と並行して大阪まで続くJR東海道本線(JR京都線)の西大路駅~向日町駅の間に新駅を設置する計画が進められ、都市開発事業の遅れなどもあり延期が繰り返されたものの2008年(平成20年)10月18日に洛西口駅の約600mほど東側に開業される運びとなり、仮の駅名はJR桂駅とされましたが近くを流れ広範囲の地域住民に親しまれている一級河川の桂川にちなんで「桂川駅」と命名されました。
駅は京都市南区の久世にありますが、南区と京都市西京区、そして向日市のちょうど境に位置しており駅東側の久世地区のほか、西側に広がる洛西ニュータウンや向日市の物集女地区、京都市西京区の大原野地区の最寄駅として、阪急の洛西口駅とともに洛西エリアの玄関口の役割を担う駅として位置付けられ、当駅ができたことで京都の玄関口である京都駅とは約6分で結ばれるなど、京都市南西部の新たな交通拠点として利便性の向上に貢献。
洛西口駅との間には北側に陸上自衛隊桂駐屯地や桂高校がありますが、これに加えて南側のキリンビールの京都工場跡地に2014年(平成26年)にイオンモール京都桂川がオープンしたほか、これに合わせるように新築マンションが建設されファミリー層も増えるなど、駅周辺は近年開発著しいエリアとなっています。
橋上駅舎を有する島式ホーム1面2線の地上駅で、隣接するイオンモール京都桂川とは駅コンコースと新たに建設したペデストリアンデッキで直結されていて、また駅舎は「優雅な流れ」を基本コンセプトに北階段の屋根の形状で地域の発展を表現するとともに緩やかにカーブを描いたガラス張りの階段の形状で優雅に流れる桂川を表現したデザインとなっているといいます。
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