弥勒院(幸せ地蔵尊)

弥勒院(幸せ地蔵尊)

 

 

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弥勒院(幸せ地蔵尊)とは?(基本データ)

名前
弥勒院(幸せ地蔵尊)(みろくいん(しあわせじぞうそん))
エリア
岡崎・吉田・鹿ケ谷
ジャンル

寺社 琵琶湖疏水

建立・設立
天和年間(1681~1684年)、聖護院の西に「長泉寺」として創建
1896年(明治29年)、明石の弥勒院(1747年(延享4年)創建)と合併し「弥勒院」となる
1927年(昭和2年)、現在地の哲学の道沿いに移転
宗派
本山修験宗総本山(聖護院門跡の末寺)
山号
祥雲山
本尊
大日如来
寺紋
 
アクセス
  • 祇園四条駅から京阪電車鴨東線「出町柳」駅下車 徒歩約30分
  • 叡山電鉄叡山本線「出町柳」駅下車 徒歩約30分
  • 京都市営バス「銀閣寺前」(32・100号系統)下車 哲学の道沿いに南へ徒歩約3分
  • 京都市営バス「銀閣寺道」(5・17・32・急100・急102・203・204号系統)下車 徒歩約7分
  • 京都バス「銀閣寺道」(18・51・56系統)下車 徒歩約7分
  • 京阪バス「銀閣寺道」(56・56A系統)下車 徒歩約7分
駐車場
なし
拝観料
境内自由・無料
お休み
-
拝観時間
8:30~17:30頃(季節により変動あり)
住所
〒606-8403
京都府京都市左京区浄土寺南田町29
電話
075-771-2277
FAX
-
公式サイト
幸せ地蔵尊 本山修験宗 弥勒院

弥勒院(幸せ地蔵尊)の地図

弥勒院(幸せ地蔵尊)のみどころ (Point in Check)

京都市左京区浄土寺南田町、哲学の道の北寄り、銀閣寺側に位置する寺院で、本山修験宗の総本山・聖護院門跡の末寺。
正式には「弥勒院」といい、山号は祥雲山、本尊は富士山の本地仏である大日如来を勧請したという大日如来。

江戸中期の天和年間(1681-84)、聖護院の西、現在の京大病院内に「長泉寺」として創建され、京都にいながらにして富士山に参拝したのと同じ功徳が得られるという富士垢離行屋の組頭として聖護院配下の寺となった後、明治中期の1896年(明治29年)に1747年(延享4年)に創建された明石の弥勒院と合併し、寺名を「弥勒院」と改名します。

そしてその後、昭和初期の1927年(昭和2年)に聖護院から哲学の道沿いに移転し、現在に至っています。

本堂には中心に本尊・大日如来および脇侍に不動明王を安置するほか、左隣に修験道の開祖である役行者、右隣に天台宗寺門派の開祖・智證大師円珍が祀られています。

そして境内の小さなお堂に祀られている地蔵菩薩像はもと京都室町の商家に祀られていたものを第二次大戦中に譲り受けたもので、赤ちゃんを抱いたその姿から「子安地蔵」とも呼ばれ、江戸時代頃に作られたものと考えられているようです。

現在はその和やかな表情から「幸せ地蔵尊(しあわせじぞうそん)」の通称で親しまれ、近隣住民から観光客まで多くの人々が参拝し幸せになったという便りが多数寄せられているといいます。

事業を営む人の守護神であるほか、除災や縁結びの信仰があるといい、お守りや絵馬などが授与されています。

その一方で山伏で知られる本山修験宗の寺院であることから、毎年8月28日には「大日盆採燈大護摩供」が行われることでも知られていて、境内に集まった大勢の山伏たちは哲学の道を通って銀閣寺そばの八神社や大文字山登山口の行者の森を訪れた後、再び弥勒院に戻り、山伏問答や空に向かって矢を射る法弓の儀などを行った後、松明の火によって護摩壇に点火し、境内が煙に包まれる中で護摩供が厳修されます。

また桜の名所として知られる哲学の道沿いにあり、桜が見頃となる4月8日にはお釈迦様の誕生日を祝う「花まつり」が開かれ、お釈迦様が誕生した時に甘露の雨が降りそそいだという伝承にちなんで甘茶かけが行われます。

弥勒院(幸せ地蔵尊)の施設案内

 

境内

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    山門

     

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    本堂

    中心の本尊・大日如来は富士山の本地仏である大日如来を勧請したもので、脇侍には不動明王、左隣に修験道の開祖である役行者、右隣に天台宗寺門派の開祖・智證大師円珍を祀る
    いずれも弥勒院の前身である長泉寺から受け伝えられたもので江戸時代の作と考えられている

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    書院

     

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    中庭

     

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    護摩堂

    2014年(平成26年)に地蔵堂など境内が改修された際に地蔵堂の隣に新たに併設
    本尊・乗越え不動尊は修験道の根本道場である大峰山を乗越えて現れた苦難や人生の壁を乗越えるような力を持ったお不動様という
    青森県弘前市で行われている弘前ねぷたの絵師・八嶋龍仙によるもので、日が落ちるとねぷたのように姿が浮かび上がるのは全国でも珍しいという
    乗越え不動秘法護摩が毎月1回行われている

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    地蔵堂(幸せ地蔵尊)

    境内の外、哲学の道沿いの小さなお堂に祀られている地蔵菩薩像
    京都室町の商家に祀られていたものを第二次大戦中に譲り受けたものという
    赤ちゃんを抱いたその姿から「子安地蔵」とも呼ばれ、江戸時代頃に作られたものと考えられている

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    授与所

     

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    絵馬掛

     

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    出店

    門前の出店では「京都で二番目に美味しいほんまもんのわらび餅」が販売される

周辺

関連

弥勒院(幸せ地蔵尊)の主な年間行事・カレンダー

年中行事

4/8

花まつり(灌仏会)

甘茶かけ

8/16

精霊送り(塔婆回向)

 

8/28

大日盆採燈大護摩供

13時頃に弥勒院を出発後、銀閣寺北側にある八神社を参拝し、大文字山登山口にある行者の森へ向かい、休憩の後、哲学の道を通って弥勒院へと戻り14時頃より約1時間かけて護摩供が行われる

月並行事

毎月18日

護摩祈祷会

 

花ごよみ

 

桜(サクラ)

 

弥勒院(幸せ地蔵尊)の口コミ

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