玄武神社
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玄武神社のみどころ (Point in Check)
京都市北区紫野雲林院町、北大路通猪熊下るにある神社。
大徳寺や船岡山にもほど近い、今宮神社の御旅所に隣接するようにして鎮座する神社です。
以前は玄武の亀との関係から境内の小池に亀が多く放育されていたため「亀宮(かめのみや)」、または惟喬親王を祭神とすることから「惟喬社(これたかしゃ)」とも別称されていたといいます。
平安時代、第57代・陽成天皇の元慶年間(877-84)の878年(元慶2年)に、文徳天皇の皇子・惟喬親王を祭神に京都の北方を守る鎮護社として創建されたのがはじまり。
創建者は親王の母方の末裔で雲林院村に居住していた大宮郷の郷士・星野市正紀茂光(ほしのいちのかみしげみつ)で、その子孫が代々この地の郷士であることから、神職として明治の中頃まで奉仕していたといいます。
悲運な生涯であった親王の霊を慰めるとともに、親王が愛蔵していたという紀名虎の蔵していた剣を「御霊代(みたましろ)」として奉祀することで、王城北面の鎮護およびこの地の守護神とし、現在も京都北方の守護神社として、また各家庭の北の方位を護る神社として崇敬されています。
ちなみに社号の「玄武」は青龍・朱雀・白虎とともに中国の風水思想における王城を守護する「四神」の一つで、北方を守る神獣のことで、北方を守護する社であることから名づけられたといいます。
黒っぽい色をした、亀に蛇が巻きついたような姿が特徴的で、亀は長寿、蛇は商売繁盛にご利益があるとされ、本殿には玄武の石像や玄武が描かれた絵馬を目にすることもできます。
また平安中期の966年(康保3年)に勅命により山城国で最初の「鎮花祭」が行われた場所と伝えられ、現在も今宮神社(紫野今宮町)、玄武神社(紫野雲林院町)、川上大神宮(西賀茂南川上町)、上賀茂(上賀茂岡本町)の4つのやすらい踊保存会によって伝承されている中の一つです。
玄武神社のものは「玄武やすらい花」として伝承され、重要無形民族文化財にも指定されており、毎年4月の第2日曜日の「玄武やすらい祭」にて、桜や椿で飾られた「風流傘」を中心に、鉦や太鼓、笛などで囃しながら鬼や小鬼たちが町を踊って巡行する姿は今宮神社のものとともに「京都三大奇祭」の一つにも数えられています。
玄武神社の施設案内
境内
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鳥居
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社号標
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手水舎
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社務所
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本殿
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玄武の像
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絵馬掛
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三輪明神
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玄武稲荷社
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東口と看板
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周辺
玄武神社の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/1
歳旦祭
- 1月中
新年初総代会
- 2/3
節分祭
- 2月初午
初午祭
- 3月下
やすらい祭準備総代会
- 3月下~4月上
境内提灯点灯・やすらい祭練習
- 4月第2土曜
やすらい祭宵宮
- 4月第2日曜
やすらい祭
- 4月中ー下
監査会・役員会・決算予算総代会
- 8月上
虫干し
- 11月中
七五三詣
- 11/23
新嘗祭・御火焚祭
- 12/31
大祓式
月並行事
- 毎月1・15日
月次祭
- 毎月10日
崇敬会会員祈願祭
玄武神社のレポート・旅行記
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