京都市下京区五条烏丸東入る北側松屋町、「烏丸五条」交差点の北東側、五条通沿いにある株式会社よしむらの運営するそば料理の店。
「株式会社よしむら」は2000年(平成12年)1月に創業者の吉村弘之が和に関する衣食住遊をテーマに、嵐山の地で手打ちそばと着物の店「嵐山よしむら」をオープンしたのがはじまりで、その後2002年(平成14年)1月に「有限会社嵐山よしむら」の設立を経て、2018年(平成30年)3月に株式会社に移行し現在に至っています。
洛西の地にオープンした「本店 嵐山よしむら」を皮切りに、現在は洛東に「別庵 よしむら清水庵」、洛北に「北之蔵 よしむら北山楼」、そして洛中に当店「蕎麦工房 蕎麦の実よしむら」の計4店舗を展開。
本当の蕎麦の味を楽しめるようにと、玄そばの仕入れから製粉、そば打ちまでを、すべて自社で行い、農家から直接仕入れた蕎麦の実は機械は一切使用せずに蕎麦の実を石臼で挽き、毎日熟練の職人達がすべて手打ちするという、石臼挽きの国産そば粉にこだわった品質の高い手打ち蕎麦やそば料理を提供するほか、冷凍保存できる「瞬そば」やそばの実を使ったスイーツ「sonoka」、総菜などの食品製造・開発にも取り組んでいます。
「蕎麦の実よしむら」は2005年(平成17年)5月に烏丸五条にオープンし、京町屋の風情ある店内にて、ガラス張りの蕎麦工房で職人たちが丹精を込めて打った蕎麦を、一品料理やお酒などと一緒にゆっくりと味わることができ、またそばについては「十割・田舎・二八」から選ぶことができるほか、二八そばについては「細切り・並切り・太切り」の3種類の太さから選ぶことができるようになっています。