京都市左京区・要法寺のカモの親子がお引っ越し

2013年06月8日

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京都市左京区にある要法寺で、すっかり恒例行事となったカモの引っ越しが警察が交通規制をする中で無事に行われました。

要法寺は鎌倉末期、日尊上人が創建した日蓮本宗本山のお寺で、1万3500平方mの広大な境内に本堂、開山堂、鐘楼、庫裏、書院などの堂宇が立ち並んでいます。

その境内には清涼池という池があり、8年前から毎春、鴨川からカモが飛来して産卵、子育てをしていて、ちょうど子ガモが成長する6月の梅雨の時期に600メートルほど離れた鴨川に住みかを移すのですが、その姿がとても可愛らしいと評判なのだとか。近年では警察が交通規制をする中で住民たちの協力も受けながら「カモ親子の大行進」が行われこの時期の風物詩となっているそうです。

ただ今年は5月末例年より早く梅雨入りしたもののその後雨がまったく降らない日が続いていたため、なかなか引っ越しを始めず、報道でもカモの引っ越しは大丈夫かといった報道もなされていましたが、7日の夕方になり母親のカモが子ガモ10羽を連れてついに出発。約40分ほどで川にたどりつき、すべての子がもが無事に川に入ると、引っ越しを見守った人たちから歓声も上がったとのことです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130608/k10015161321000.html