京都市の観光、2012年は外国人・修学旅行共に回復

2013年06月4日

130604_012013年6月3日、京都市の2012年の観光総合調査の結果が発表されたそうです。

2012年は前年の2011年が東日本大震災の影響があったこともあり宿泊客数は11年と比べて外国人、修学旅行生共に回復傾向となったようです。

全体で約1221万人(前年比12%増)。このうち外国人は約84万5000人(同64%増)と大幅に伸び、修学旅行生も111万人(同3%増)と震災の影響から回復しつつあるようです。外国人観光客に関しては最近のアベノミクスの円安傾向で年明けから目立って増えていますから、2013年の調査では更に伸びることが期待されます。

一方で「京都観光で残念に思ったことがあった」と回答する外国人もおり、市は内容を分析して更なる観光客増加を目指す。

外国人観光客を対象とした満足度調査では、76・4%が「感動があった」と回答し、「街のきれいさ、清潔さ」「治安」「庭園」「自然・風景・街並み」「寺院・神社、名所・旧跡」などが高評価を受けたようです。その一方で「残念なことがあった」と回答したのは15・7%で外国語での観光案内、標識が少ない点などが挙げられたようです。寺社仏閣などはいかにも京都らしいですが、街がきれいとか治安が良いと言われるのも嬉しいものですよね。

ちなみに外国人の市内の平均宿泊日数は3・73日(同0・04日減)、平均個別消費は6万7281円(同1万4196円減)。こちらも円安の影響で2013年にはもっと伸びそうな勢いです。

http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20130604ddlk26040466000c.html