京都府、マンガ・アニメの”聖地”活用事業に補助金
2013年06月2日
京都府が2013年5月29日より、「映画・マンガ・アニメ聖地活用事業補助金」の対象事業の募集を開始したそうです。
近年アニメの舞台となった実在の場所を「聖地」と呼び、観光に訪れるいわゆる「聖地巡礼」がアニメファンの間で人気を集めています。以前から映画やドラマの舞台となった場所を訪れるということはありましたが、最近は漫画やアニメ、ライトノベルなどのファンの間でこの「巡礼」が盛んに行われるようになっていて、お土産を買ったり宿泊などもすることで地元に与える影響も非常に大きいものがあるのだとか。そのような理由から町おこしの一貫として地方自治体などがアニメ制作に協力したりすることもあるのだそうです。
今回のこの補助金も映画やマンガ、アニメなどのコンテンツ資源を活用した観光誘客や商店街振興などの支援を目的としたものですが、京都では最近では東映太秦映画村をリニューアルしてアニメに親しめるようにしたり複合イベントのKYOTO CMEX、京都国際マンガ・アニメフェアなどのイベントも実施するなどアニメを利用した地域振興に力が注がれています。
聖地の定義や申請の条件などあるようですが、この補助金を上手く利用して京都を舞台にした素晴らしい作品が数多く誕生することを期待したいと思います。
http://animeanime.jp/article/2013/05/31/14244.html
http://www.pref.kyoto.jp/sangyo-sien/news/20130529.html
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